レッドジャーニー代表 市谷聡啓による新著『アジャイルなプロダクトづくり 価値探索型のプロダクト開発のはじめかた』(株式会社インプレス)が、2024年9月4日(水)に発刊されます。

現場のストーリーで学ぶ仮説検証とアジャイルの実践

「どうすれば、目の前にあるプロダクトづくりがもっと良くなるのか」
「理屈はわかっていても、自分たちのプロダクトづくりをどう変えていけばよいかわからない」

現場でよく耳にする問いです。
本書では、1つのストーリーを通して、アジャイルなプロダクトづくり(仮説検証とアジャイルの実践)を追体験しながら、この問いに向き合い、乗り越える方法を学んでいきます。プロダクト開発の現実と理想のはざまにいるすべての人に向けた一冊です。

ぜひご一読ください。

本書の特徴

・現場のストーリー+解説で、どんな課題に、どう取り組めばよいかを学べる
・1人でも、チームでも、プロダクトづくりを変える手がかりを得られる
・仮説検証とアジャイルの実践の流れを、この一冊で一気通貫にたどることができる
・アジャイルに詳しくない/これから始める人だけでなく、課題解決の糸口を得たいアジャイル実践者にも最適

ストーリーのあらすじ

3年鳴かず飛ばずのプロダクトを手掛けるチームに所属する笹目(ささめ)は、もはや日常のどこに課題があるのかもわからなくなっていた。

そんなある日、新たにチームに加わった十二所(じゅうにそ)によって、何となく続いていた日々は大きく変わり始めることになる。
「ユーザー」「チーム」「プロダクト」3つの切り口で、夜も眠れなくなるような課題を明らかにした十二所の取り組みに、チームの誰もがついていけない。

かつてないハレーションがチームを襲う中、笹目は十二所に抗議するが、彼は事態をまったく恐れることなく言ってのけた。
「自分のハンドルは、自分で握れ」

プロダクトづくりに宿る病巣、不確実なプロダクトづくりをさらに難しくする罠。
さまざまな課題、迫りくる困難を乗り越えるために必要なものとは何なのか?

目次(抜粋)

プロローグ
◆第1部 改善探索編――今あるプロダクトを再探索する
  第1章 プロダクトにまつわる夜も眠れない問題
  第2章 最後に、ユーザーと対話したのはいつだった?
  第3章 ぼくらはそもそもチームになっているのか?
  第4章 進捗マネジメントではなく、プロダクトマネジメントを始める
◆第2部 価値探索編――新たなプロダクトの価値を探索する
  第5章 不確実なプロダクトづくりをさらに難しくする3つの罠
  第6章 誰かの勘と経験と勢いではなく、仮説検証を拠り所にする
  第7章 イメージをプロトタイプすることで、理解の解像度を上げる
  第8章 学びを最大限活かして、世界観を問いかける
エピローグ

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カイゼン・ジャーニー
たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで

一人で実践できる『カイゼン』から、チームメンバー、
クライアントを巻き込んだアジャイル開発までをストーリー形式で学べます。

これまでの仕事 これからの仕事
~たった1人から現実を変えていくアジャイルという方法

大事を始める者は、いつもひとりから。苦しい現状から歩み始めるあなたに、アジャイルの前線に立ち続けた著者自身が培った20年の経験と知識をお贈りします。

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