2024年6月1日、私達レッドジャーニーは設立から7周年を迎えました。

これまで支えてくださったすべての皆様のお力添えに心より感謝申し上げます。

7月3日、皆様への感謝の気持ちをお伝えする場として「7周年感謝祭パーティー」を開催いたしました。
アジャイルの導入や組織変革、新しいサービスやプロダクトづくりといった難題に取り組む仲間同士ということで、会場では終始和やかな交流が繰り広げられ、温かい雰囲気に包まれました。

ご多忙にもかかわらずご臨席を賜った皆様、まことにありがとうございました。

メッセージ

ともに考え、ともにつくる、
だからこそ、ともに越えられる

代表取締役 市谷 聡啓

はじまりは、2017年。私達は「株式会社エナジャイル」としてスタートしました。
エナジャイルとは、「en」と「agile」を結び付けた言葉です。「アジャイルを、en(広げる)する」という意味合いとともに、「越境をエナジャイズする(後押しする/元気づける)」という思いも込めています。

これまでの道程を思い返してみると、「アジャイルにはen(縁)を結ぶ力がある」と感じています。アジャイルなコミュニティで出会った新井さんと会社を立ち上げ、その後、アジャイルのen(縁)で少しずつメンバーが繋がっていき、現在に至っています。会社のメンバーだけではなく、ともに変革や事業に臨むクライアントの皆様とも、アジャイルのenによるところが大きいと感じます。アジャイルにはそういう力が昔からあるように思います。

その後、株式会社レッドジャーニーへ社名を変更したのが、2020年。私達のミッションを組織や事業の変革と位置づけました。組織や事業を「redesignする」(再定義)。その言葉の頭文字3つのREDを取り、かつ、この営みは「Journey」(旅)のようになる、と思い描き、「レッドジャーニー(RED JOURNEY)」としました。

私達の「REDesign Journey」は、アジャイルのレクチャーやワークショップ、コーチング、コンサルティングを行うことが目的なのではありません。私達が皆様と臨むのは、「価値創出」であり「変革」そのものです。

ですから、直面する困難は様々であり、移り変わっていきます。次々と現れる困難に向き合い、突破口を見出していくには、組織の「イチイン」として挑むことだと捉えています。
ともに考え、ともにつくる。だからこそ、ともに越えられる。

そうして越えていった先の風景を、皆様とともに見たい。それ以上の思いはありません。
日本の組織課題に向き合う激闘の日々を乗り越え、7周年を迎えることができたのは、共闘してくださった皆様の存在があればこそです。心より感謝申し上げます。

takeshi arai

7年の歳月で出会ったみなさまに感謝

取締役 新井 剛

2016年から創業準備を始めましたが、当初はガレージで立ち上げたようなヨチヨチ歩きの会社でした。市谷さんと二人、各々が本業を別々に持ちながら、副業でのスタートです。
ネットで調べながら、定款を作成したり、公証役場に行ったり、法務局や税務署に書類を提出したり、年度の終わりには決算のために税理士さんとやりとりしたり、株主総会召集令状や議事録を作ったりと、総務・経理・労務・庶務・会計・営業・マーケ・開発・情シス・コンテンツなど、全方位を自分で取り仕切っていたことを思い出します。

会社とは、いろんな得意分野をもつ人たちによって構成、運営されているのだということをあらためて実感し、本当の意味で会社の仕組みを知ることができた良い機会でした。20代のプログラマーだった時代の自分からは想像もできないことです。

本業で有給休暇を取得して副業をこなす。とにかく会社に資金を蓄えるフェイズを経て、迎えた4期目となる2020年が転機でした。コロナ禍の真っ只中です。市谷さんと話し合い、お互い副業から本業へ切り替え、コアな業務以外は士業の方々など専門家に委託しました。会社として急加速していった年でした。

それから徐々にメンバーが増え、今では全10名。経営層から現場まで様々な伴走支援をしています。メンバーの得意分野は少しずつ異なりますが、「アジャイル」という価値観で繋がっています。

創業時の社名「エナジャイル」(en + agile)は、今でもかなり気に入っている名前です。「en」には「〜にする」という意味がありますから、市谷さんの書籍のタイトルである「組織を芯からアジャイルにする」にも通じる名前だと思っています。

現在の社名「レッドジャーニー」の「ジャーニー」は、市谷さんとの共著『カイゼン・ジャーニー』から引き継いだものでもあります。「ジャーニー」ですから、作って終わり、達成して終わりではありません。人生の旅路のように、状況に合わせて形や価値観を少しずつ変えながらずっと続いていくものです。

我々の根幹にあるこれらの概念やエッセンスを持った会社、組織、チームが、世の中にたくさん出現することを願い、変革を促進するチェンジ・エージェントの皆様と一緒に活動しています。「強い現場」をたくさん作ることが競争優位性となります。「チーム」が財産です。

目指す山頂は高く、道は険しいかもしれませんが、会社組織の文化・風土、組織、チーム、現場、そして何より人生が、今よりもっと楽しくなるような「ジャーニー」を皆様とともに歩めたらと思います。

多くの皆様に支えられ、感謝祭ができるまでに成長できたこと、7周年のこの瞬間に立ち会えたことに、あらためて感謝申し上げます。

会場の様子

会場にて、ご参加くださった皆様とともに。
ご挨拶、ご登壇を賜った皆様、まことにありがとうございました。
市谷、新井をはじめレッドジャーニーメンバーからのご挨拶に対し、温かいまなざしとともに耳を傾けてくださいました。
会社や業界の垣根を越えて生き生きとした交流が生まれていました。
時間の経過とともに会場は熱気に包まれました。
書籍をめぐってのゲームも開催。最後までお楽しみいただけたでしょうか。メンバー一同、心より感謝申し上げます。