われわれはいかにして「複雑さ」に立ち向かうのか
ソフトウェア開発やプロダクト作り、あるいは組織変革における難しさとはどこからやってくるのでしょうか。私達は、「構造」にその一つがあると考えています。「複雑さ」に向き合う、レヴィの萩原さん安西さん。「正しいものを正しくつくる」「組織を芯からアジャイルにする」に向き合う市谷がそれぞれの考えを示し、対談で深堀りしたいと思います。
イベントの内容
講演「変化の前に立ちはだかる “見えない構造” を取り扱うには」
安西剛 様
頑張っているのに開発が前に進まない、アジャイルのプラクティスをしているけど成果が出ない、中々チームが進化しない…など、より良くしようと変化に向き合っているにも関わらず、中々前に進まないことがあります。そのときにヒントになるのは「見えない構造」に目を向けることです。それが何なのか、どのように取り扱うのか、考えてみたいと思います。
講演「組織/チームのコアなメンタルモデル = 骨の構造を見出す/変える」
萩原利士成 様
複雑なものに相対するとき、人間は無意識にそこに構造を見出し、その構造を元に判断を行う = メンタルモデルを作り上げます。 組織やチームのメンタルモデルを意識的に揃えたり、変えたりするにはどうしたらいいのか?現在進行系で進めているトライの紹介や仮説などを共有しようと思います。
講演「”システム” をアジャイルにつくる」
市谷聡啓
- 私達の営みを「ソフトウェア作り」「プロダクト作り」「システム作り」で分けて見る
- 生み出すものを「アウトプット」「アウトカム」「インパクト」に分けて見る
- どのようにして「構造」にむきあっていくか
対談「われわれはいかにして “複雑さ” に立ち向かうのか」
安西剛 様 × 萩原利士成 様 × 市谷聡啓
- お互いのトークを踏まえた質疑と深堀り
- 「構造」とはなんだろうか、「構造」を捉えると何が嬉しいのか
- どのようにして複雑さにアプローチしていけばよいのか
概要
日時 | 2024年7月19日(金)19:30~21:30(19:00~受付) |
参加形式 | 会場開催とオンライン開催とのハイブリッド形式で行います。 |
定員 | 60名(会場参加:10名、オンライン参加:50名) |
参加費 | 無料 |
主催 | 株式会社レッドジャーニー |
お申込み | イベントページよりお願いします。 |
タイムスケジュール
19:00 | 受付開始 |
19:30 | オープニング |
19:30 – 19:50 | 講演|安西剛 様 「変化の前に立ちはだかる “見えない構造” を取り扱うには」 |
19:50 – 20:10 | 講演|萩原利士成 様 「組織/チームのコアなメンタルモデル = 骨の構造を見出す/変える」 |
20:10 – 20:30 | 講演|市谷聡啓 「”システム” をアジャイルにつくる」 |
20:30 – 21:30 | 対談|安西剛 様、萩原利士成 様、市谷聡啓 「われわれはいかにして “複雑さ” に立ち向かうのか」 |
21:30 | クロージング |
ご参加について
会場開催とオンライン開催とのハイブリッド形式にて行います。
会場参加の方
会場はこちらです。
オンライン参加の方
お申込み後、イベントページにて視聴用URLをご確認ください。
登壇者プロフィール
安西 剛 様
株式会社レヴィ 取締役 Balus プロダクトマネージャー
アジャイル・スクラムによる新規サービス開発や100人規模の開発組織改革、人事部長として採用や人事制度構築、VPoEとして開発組織運営、マネージャー育成など、メーカー系大企業、ユーザ企業、上場ベンチャー、10人前後のベンチャーと、様々な規模の組織でサービス開発や開発組織づくりを経験してきた。また、人材育成会社の経験もあり、企業のマネジメント層向けのコーチングサービスに携わり、成人発達理論など人間の成長、リーダーシップの原則を学んだ。
現在、構造化コラボレーションツールBalusのPdMをする傍ら、構造化思考のメカニズムを解き明かしながら、ワークショップ等を行っている。
萩原 利士成 様
株式会社レヴィ 取締役
JAXA宇宙科学研究所で宇宙物理学の研究を行い博士号を取得後、サイボウズ株式会社に入社。cybozu.comのインフラ開発に従事しマネージャー、副部長を務める。2016年8月より株式会社レヴィにて自社のサービス・研修開発や事業戦略、組織設計などを担当。Webのフロント/サーバー/インフラ全体を設計/実装するエンジニアであると同時に、日報管理や調達管理といった業務DXから自社サービス立ち上げ、自治体の脱炭素DXなど様々なプロジェクトで上流の課題整理や要件定義、プロジェクト管理などを行ってきた。プリンシプルズ株式会社CTO、株式会社スタディスト、Quadceptなど複数社の技術顧問として顧客企業のアーキテクチャ設計、チームビルディング、マネージャー支援も実施中。
市谷聡啓
株式会社レッドジャーニー 代表
サービスや事業についてのアイデア段階の構想から、コンセプトを練り上げていく仮説検証とアジャイル開発の運営について経験が厚い。プログラマーからキャリアをスタートし、SIerでのプロジェクトマネジメント、大規模インターネットサービスのプロデューサー、アジャイル開発の実践を経て、自身の会社を立ち上げる。それぞれの局面から得られた実践知で、ソフトウェアの共創に辿り着くべく越境し続けている。
訳書に「リーン開発の現場」、著書に「組織を芯からアジャイルにする」「デジタルトランスフォーメーション・ジャーニー」「カイゼン・ジャーニー」「正しいものを正しくつくる」「チーム・ジャーニー」「いちばんやさしいアジャイル開発の教本」「これまでの仕事 これからの仕事 ~たった1人から現実を変えていくアジャイルという方法」がある。
詳細・お申込み
詳細とお申込みは、イベントページをご覧ください。