『CodeZine』にて、レッドジャーニー代表の市谷によるセッションのレポート記事が公開されました。
2024年2月15日~16日に開催されたイベント『Developers Summit 2024』での発表内容です。

記事の概要

探索型のプロダクト開発を始めよう~正しいものを正しくつくる2.0~

これからプロダクト開発に求められるのは、探索型のプロダクト開発です。
ソフトウェア開発では要件や仕様といった「正解」がある程度決まっている一方で、プロダクト開発ではユーザーの⽬的を果たし価値をもたらすこと、ユーザーにとっての「アウトカム」(成果)を生み出せているかどうかが重要です。
ユーザーにとっての「成果」を探索しながら進める探索型のプロダクト開発は、プロダクトを生み出すだけではなく、チームにとって新たな学びを得る活動となります

プロダクト開発における「アウトカム」(成果)を単に「収益」と捉えてしまうと、進むべき先を見失いかねません。
プロダクトを通したユーザーへの価値提供は持続的でなくてはならず、そのためにはプロダクトをつくるチームとプロダクトの健全性が欠かせません。
「ユーザー」「プロダクト」「チーム」の3つの健全性を保つことが、プロダクト開発の「成果」につながります

しかし、この3つを取り巻く環境には常に変化が伴います。状況の変化に対応できるプロダクトづくりが求められます。「現時点では分かっていないこと」に踏み込んでいく、プロダクト探索のすべを身につけ、実践していくことが必要です。

探索型のプロダクト開発でまず重要なのは、「成果とは何か」に向き合うことです。
そして、成果をあげるために仮説を立て、それを検証する探索活動をバックログに積んでいきます。バックログ化することで、探索を開発と運用と同じ運営で扱えるようにします。

新しい成果を生み出すためには、学び続けることが重要です。
自分たちは、何のために、何を成果として取り組んでいくのか?
誰かが決めた成果を追いかけるのではなく、自分たちなりの成果を考えてみませんか。

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