“とはいえ”シリーズとは?

「アジャイルマニフェストやスクラムガイドにはこう書いてあるけど、とはいえ…」と迷うことはありませんか?

たとえば、アジャイルマニフェスト※¹のアジャイル宣言の背後にある原則※²には、「ビジネス側の人と開発者は、プロジェクトを通して日々一緒に働くこと」や「情報を伝えるもっとも効率的で効果的な方法はフェイス・トゥ・フェイスで話をすること」などと提示されていますが、この原則に従うための手順をわかりやすく記載するものではありません。

また、スクラムガイド※³には、「スクラムとは価値を生み出すための軽量級フレームワークである」と定義されていますが、このフレームワークの取り組み方についてやさしく解説するハンドブックではありません。

”とはいえ”シリーズは、アジャイルマニフェストやスクラムガイドと、それを実践しようとする現場とのギャップから生まれるお困りごとについて、レッドジャーニーのアジャイルコーチがざっくばらんに話すオンラインイベントです。

ご参加のみなさまにはラジオ感覚で耳を傾けていただいたり、いま実際に感じている”あなたのとはいえ”をその場で投げかけていただいてもかまいません。

経験豊かなコーチの考え方や会話をヒントに、自分たちの現場に相応しいアジャイルの道を歩んでみませんか?

※¹ アジャイルマニフェスト(アジャイルソフトウェア開発宣言 (agilemanifesto.org)
※² アジャイル宣言の背後にある原則(https://agilemanifesto.org/iso/ja/principles.html
※³ スクラムガイド2020(https://scrumguides.org/docs/scrumguide/v2020/2020-Scrum-Guide-Japanese.pdf

第17回テーマ:見える化

チーム内外で発生する認識齟齬や期待値の齟齬はなぜ発生するのでしょうか?
タスクの進捗状況は?誰がどんなタスクを持っているのか?チームのルールは何か?今週の当番は誰なのか?など、チーム全員が分かっているようで分かっていない状況を良く見かけます。
まずは共通認識を持つために、議論過程も含め、言葉での空中戦ではなく見える化された状況を作り出しましょう。情報に誰でもアクセスできる状況を、自分たちで作り出すことがポイントになります。

今回は、この「見える化」にまつわる”とはいえ”について考えていきます。

イベント概要

日時2024年 10月17日(木) 19:00~20:00
お申込みこちらの イベントページ からお願いいたします。
形式オンライン ※お申込み後にZoomのURL等詳細をお知らせします。
参加費無料
人数45名

こんな方はぜひお越しください

  • 組織やチームをもっといい感じにしたいと思っている人
  • チーム内だけの学びだけでなく第三者の意見を知りたい人
  • アジャイルやスクラムを実践してみたいけど、自分の現場ではうまくいかないと思っている人
  • 組織の中でアジャイルやスクラムをうまく展開していけないとお悩みの人

これまでの”とはいえ”

アジャイルやスクラムに関するさまざまなテーマでイベント開催予定です。

 1回目:スプリントレビュー(2023-5-15開催)
 2回目:スプリントプランニング(2023-6-14開催)
 3回目:スプリントレトロスペクティブ(2023-7-12開催)
 4回目:デイリースクラム(2023-8-24開催)
 5回目:スプリント(2023-9-26開催)
 6回目:スクラムチーム(2023-11-20開催)
 7回目:開発者(2023-12-18開催)
 8回目:プロダクトオーナー(2024-1-22開催)
 9回目:スクラムマスター(2024-2-19開催)
 10回目:プロダクトバックログ(2024-03-18開催)
 11回目:スプリントバックログ(2024-04-22開催)
 12回目:インクリメント(2024-05-27開催)
 13回目:スクラムの理論 透明性・検査・適応(2024-06-24開催)
 14回目:スクラムの価値基準(2024-7-22開催)
 15回目:スクラムの定義+全体総括(2024-8-26開催)
 16回目:チームビルディング (2024-9-26開催)
 17回目:見える化← 今回
 …
 X回目:ステークホルダーとのコミュニケーション
 Y回目:チームづくり

アジャイルコーチのご紹介

中村 洋 Yoh Nakamura

中村洋

株式会社レッドジャーニー
CSP-SM(認定プロフェッショナルスクラムマスター)・CSPO(認定プロダクトオーナー)

様々な規模のSIerや事業会社でのアジャイル開発に取り組み、今に至る。現在まで主に事業会社を中心に40の組織、80のチームの支援。
「ええと思うなら、やったらよろしいやん」を口癖に、チームや組織が自分たちで”今よりいい感じになっていく”ように支援している。
発表資料 「いい感じのチーム」へのジャーニー、チームの状況に合ったいろいろなタイプのスクラムマスターの見つけ方、アジャイルコーチが見てきた組織の壁とその越え方、など多数。

新井 剛 Takeshi Arai

株式会社レッドジャーニー 取締役COO

プログラマー、プロダクトマネージャー、プロジェクトマネージャー、アプリケーション開発、ミドルエンジン開発、エンジニアリング部門長など様々な現場を経て、全社組織のカイゼンやエバンジェリストとして活躍。現在はDX支援、アジャイル推進支援、CoE支援、アジャイルコーチ、カイゼンファシリテーター、ワークショップ等で組織開発に従事。勉強会コミュニティ運営、イベント講演も多数あり。
Codezine Academy ScrumBootCamp Premium、機能するチームを作るためのカイゼン・ジャーニー、今からはじめるDX時代のアジャイル超入門 講師
CSP(認定スクラムプロフェッショナル)、CSM(認定スクラムマスター)、CSPO(認定プロダクトオーナー)
著書「カイゼン・ジャーニー」、「ここはウォーターフォール市、アジャイル町」、「いちばんやさしいアジャイル開発の教本」、「WEB+DB PRESS Vol.111 見える化大作戦特集

詳細・お申込み

本イベントについての詳細とお申込みはこちらをご覧ください。

関連記事のご案内

◆”とはいえ”シリーズ、最新の記事はこちらです。
◆”とはいえ”シリーズ、記念すべき第1回の記事はこちらからご覧いただけます。