“とはいえ”シリーズとは?

”とはいえ”シリーズは、スクラムガイドと実践現場のギャップで生まれるお困りごとについて、レッドジャーニーのアジャイルコーチがざっくばらんに話すオンラインイベントです。

「スクラムガイドにはこう書いてあるし、こういう事例もよく見かけるけど、とはいえ…」と迷うことはありませんか?
たとえばスプリントレビューでは利用者にデモンストレーションをすることが定石ですが、「BtoBビジネスだから利用者に見てもらうのは難しい」 「利用者の意見にどこまで対処すれば?」などの“とはいえ”の相談がよく舞い込んできます。
またスクラムでは専任のスクラムマスターがいることが望ましいとされていますが、ここでも「忙しいし、専任になるのは難しい」 「ほかの業務もあるし…」などの“とはいえ”をよく聞きます。

このようなお悩みには、経験豊かなコーチ陣の考え方や会話がヒントになることがよくあります。 ご参加のみなさまにはラジオ感覚で耳を傾けていただいたり、いま正に感じている”とはいえ”を投げかけていただいてもかまいません。
「教科書の通りにいかない…」と足を止めず、自分たちに相応しいアジャイルの道を歩んでいきませんか?

第14回テーマ:スクラムの価値基準

スクラムガイド※ に明示されているスクラムの価値基準は、「確約(Commitment)」 「集中(Focus)」 「公開(Openness)」 「尊敬(Respect)」 「勇気(Courage)」の5つです。これらはスクラムチームの振る舞いの⽅向性を示すとともに、チームのメンバーが一緒に実践、強化していくことで信頼が構築されると解説されています。

スクラムの三本柱「透明性」 「検査」 「適応」を実現するためには、これら5つの価値基準を体現していくことが必要となりますが、ここにも乗り越えなければならない”とはいえ”がたくさんありそうです。
今回は、そんな「スクラムの価値基準」にまつわる”とはいえ”について考えていきます。
※スクラムガイド2020(https://scrumguides.org/docs/scrumguide/v2020/2020-Scrum-Guide-Japanese.pdf

イベント概要

日時2024年 7月22日(月) 19:00~20:00
お申込みこちらの イベントページ からお願いいたします。
形式オンライン ※お申込み後にZoomのURL等詳細をお知らせします。
参加費無料
人数45名

こんな方はぜひお越しください

  • 組織やチームをもっといい感じにしたいと思っている人
  • チーム内だけの学びだけでなく第三者の意見を知りたい人
  • アジャイルやスクラムを実践してみたいけど、自分の現場ではうまくいかないと思っている人
  • 組織の中でアジャイルやスクラムをうまく展開していけないとお悩みの人

これまでの”とはいえ”

アジャイルやスクラムに関するさまざまなテーマでイベント開催予定です。

 1回目:スプリントレビュー(2023-5-15開催)
 2回目:スプリントプランニング (2023-6-14開催)
 3回目:スプリントレトロスペクティブ(2023-7-12開催)
 4回目:デイリースクラム(2023-8-24開催)
 5回目:スプリント(2023-9-26開催)
 6回目:スクラムチーム(2023-12-20開催)
 7回目:開発者(2023-12-18開催)
 8回目:プロダクトオーナー(2024-1-22開催)
 9回目:スクラムマスター(2024-2-19開催)
 10回目:プロダクトバックログ(2024-03-18開催)
 11回目:スプリントバックログ(2024-04-22開催)
 12回目:インクリメント(2024-05-27開催)
 13回目:スクラムの理論 透明性・検査・適応(2024-06-24開催)
 14回目:スクラムの価値基準←今回
 …
 X回目:ステークホルダーとのコミュニケーション
 Y回目:チームづくり

アジャイルコーチのご紹介

中村 洋 Yoh Nakamura

中村洋

株式会社レッドジャーニー
CSP-SM(認定プロフェッショナルスクラムマスター)・CSPO(認定プロダクトオーナー)

様々な規模のSIerや事業会社でのアジャイル開発に取り組み、今に至る。現在まで主に事業会社を中心に40の組織、80のチームの支援。
「ええと思うなら、やったらよろしいやん」を口癖に、チームや組織が自分たちで”今よりいい感じになっていく”ように支援している。
発表資料 「いい感じのチーム」へのジャーニー、チームの状況に合ったいろいろなタイプのスクラムマスターの見つけ方、アジャイルコーチが見てきた組織の壁とその越え方、など多数。

新井 剛 Takeshi Arai

株式会社レッドジャーニー 取締役COO

プログラマー、プロダクトマネージャー、プロジェクトマネージャー、アプリケーション開発、ミドルエンジン開発、エンジニアリング部門長など様々な現場を経て、全社組織のカイゼンやエバンジェリストとして活躍。現在はDX支援、アジャイル推進支援、CoE支援、アジャイルコーチ、カイゼンファシリテーター、ワークショップ等で組織開発に従事。勉強会コミュニティ運営、イベント講演も多数あり。
Codezine Academy ScrumBootCamp Premium、機能するチームを作るためのカイゼン・ジャーニー、今からはじめるDX時代のアジャイル超入門 講師
CSP(認定スクラムプロフェッショナル)、CSM(認定スクラムマスター)、CSPO(認定プロダクトオーナー)
著書「カイゼン・ジャーニー」、「ここはウォーターフォール市、アジャイル町」、「いちばんやさしいアジャイル開発の教本」、「WEB+DB PRESS Vol.111 見える化大作戦特集

詳細・お申込み

本イベントについての詳細とお申込みはこちらをご覧ください。

関連記事のご案内

◆”とはいえ”シリーズ、最新の記事はこちらです。
◆”とはいえ”シリーズ、記念すべき第1回の記事はこちらからご覧いただけます。