これまでのやり方では何かがおかしい。では、どうすれば変えていけるのか?
- 何を実現したいのか? 分からないまま仕事をする
- 効率化ファーストで従来のやり方から抜け出せない
- 正解がないのに計画ありきで進もうとする
- 顧客にとっての価値が曖昧でゴールが見えない
- マイクロマネジメントがチームの選択肢を狭めている
- ナレッジが属人化して組織として活用しきれていない
- チーム、部署、部門間に壁があり協働できない
- 他のチームや部署への関心が薄く思考停止が日常化している
今、多くの組織が抱えるこれらの根深い課題に、私たちはどう立ち向かっていけばいいのでしょうか。
私たちの仕事が捉えどころや絶対的な拠りどころのないものとなっている今、職場や現場には新たな仕事の考え方、取り組み方が必要です。
その手がかりは「ソフトウェア開発」にあります。
20年以上前から「捉えどころのない顧客の期待・要求」に向き合ってきたソフトウェア開発の世界では、臨機応変・適時適切に判断と行動をとるための実践知が育まれてきました。
ソフトウェア開発のあり方そのものを変えたのが「アジャイル」という概念、方法です。
たった1人から現実を変えていくアジャイルという方法
世の中の変化は目まぐるしく、決して待ってはくれません。
効率化・最適化ファーストから、顧客価値・従業員価値ファーストへ。組織変革の必要性が叫ばれる一方で、新たなアイデアや方法を日常の仕事に取り込んでいくことは容易ではありません。
組織や集団には弾み車にかかるモメンタム(勢い)のように「これまで通り」を維持しようとする傾向があり、周囲の理解を得るだけでも一苦労です。
それでも、誰かが始めなくてはなりません。
始まりなくして変化が起こることはありえません。
本イベントでは、書籍『これまでの仕事 これからの仕事』~たった1人から現実を変えていくアジャイルという方法 を題材に、著者 市谷が、組織と仕事の「From」(これまで)と「To」(これから)、そして「From→To」(「これまで」から「これから」へ変えていくためにどうすればいいか)についてお話します。
焦燥感を抱えながら変革に取り組むあなたへ、20年以上にわたる経験に基づいた実践的な知恵と工夫をお伝えします。
自分が「始める」ことが、みんなの「始まり」へとつながっていく。
本イベントがあなたにとっての「始まり」となりますように。
内容
- 講演
これまでの仕事 これからの仕事~たった1人から現実を変えていくアジャイルという方法 市谷聡啓
※こちらのスライドをもとにお話します。
これまでの仕事 これからの仕事 | ドクセル (docswell.com)
自分が「始める」ことが みんなの「始まり」に つながっていく | ドクセル (docswell.com) - 質疑応答
イベントの概要
日時 | 2023年7月18日(火) 19:30~21:00 |
お申込み | イベントページ からお願いいたします。 |
形式 | オンライン(Zoom) ※URLはお申込み確定後、イベント開始の1時間前までにお知らせします。 ご自身のZoomアカウントを事前にご確認くださいますようお願いいたします。 |
参加費 | 無料 |
話し手
市谷 聡啓
Toshihiro Ichitani
株式会社レッドジャーニー 代表
DevLOVE オーガナイザー
サービスや事業についてのアイデア段階の構想からコンセプトを練り上げていく仮説検証とアジャイルについて経験が厚い。株式会社リコー CDIO付DXエグゼクティブ,政府CIO補佐官も務めた。
プログラマーからキャリアをスタートし,SIerでのプロジェクトマネジメント,大規模インターネットサービスのプロデューサー,アジャイル開発の実践を経て,自らの会社を立ち上げる。それぞれの局面から得られた実践知で,ソフトウェアの共創に辿り着くべく越境し続けている。
著書に『カイゼン・ジャーニー』『チーム・ジャーニー』『デジタルトランスフォーメーション・ジャーニー』(翔泳社),『正しいものを正しくつくる』『組織を芯からアジャイルにする』(BNN新社),『いちばんやさしいアジャイル開発の教本』(インプレス,共著),訳書に『リーン開発の現場』(オーム社)がある。
書籍『これまでの仕事 これからの仕事』~たった1人から現実を変えていくアジャイルという方法
目次
はじめに | だれかが変えるのをただ待ち続けるほど,人生は長くない |
第1章 | 「数字だけ」から,「こうありたい」へ |
第2章 | 目先の効率から,本質的な問いへ |
第3章 | 想定どおりから,未知の可能性へ |
第4章 | アウトプットから,アウトカムへ |
第5章 | マイクロマネジメントから,自律へ |
第6章 | 1人の知識から,みんなの知識へ |
第7章 | 縄張りから,越境へ |
終章 | 思考停止から,行動へ |