20年近くアジャイルに取り組んできたふたりの対話
2001年に公開されたアジャイルソフトウェア開発宣言から20年以上が経ちました。この20年ほどのあいだ、現場で自ら試行錯誤しながらアジャイルに取り組み、近づこうとしている市谷 聡啓と中村 洋のふたりの対話をお届けします。
アジャイルに関することやそれに隣接する様々なトピックについての事例、それについてどう考えるか、などをお話する予定です。ふたりのアジャイルの実践者の対話は、現場が前に進み、変わっていくことのヒントになると思います。
イベントの雰囲気や内容については、過去の開催レポートをぜひご参照ください。
また、当日は質疑応答の時間も設けております。どのようにアジャイルを始めたらいいかわからない、チームでアジャイルをしているけど組織になかなか広がっていかない、など、ぜひ質問をお寄せください。
日時 | 2022年11月7日(月)20:00~21:00 |
形式 | オンライン(Zoom) ※URL等の詳細はお申込み後にご案内します。 |
参加費 | 無料 |
お申込み | こちらからお申込みください。 |
内容例
- Why・How・What、どんな時にどこから始める?
- アジャイルなプラクティス、まずなにから始めることが多い?
- 最近、見かける現場の特徴にはどんなのがある?
- 質疑応答
こんな方におすすめ
- 最近のアジャイルを取り巻く環境に興味を持っている方
- 自分たちで改善し続けられる組織・チームにしたい方
- 自組織をアジャイルに運営したい方
- 市谷 聡啓 と 中村 洋 のアジャイルとの関わりに興味がある方
話し手
市谷聡啓 Toshihiro Ichitani
株式会社レッドジャーニー 代表 / 元政府CIO補佐官 / DevLOVE オーガナイザー
サービスや事業についてのアイデア段階の構想から、コンセプトを練り上げていく仮説検証とアジャイル開発の運営について経験が厚い。プログラマーからキャリアをスタートし、SIerでのプロジェクトマネジメント、大規模インターネットサービスのプロデューサー、アジャイル開発の実践を経て、自身の会社を立ち上げる。それぞれの局面から得られた実践知で、ソフトウェアの共創に辿り着くべく越境し続けている。
訳書に「リーン開発の現場」、著書に「組織を芯からアジャイルにする」「デジタルトランスフォーメーション・ジャーニー」「カイゼン・ジャーニー」「正しいものを正しくつくる」「チーム・ジャーニー」「いちばんやさしいアジャイル開発の教本」がある。
中村洋 Yoh Nakamura
株式会社レッドジャーニー / A-CSM(アドバンスド認定スクラムマスター)・CSPO(認定プロダクトオーナー)
様々な規模のSIerや事業会社でのアジャイル開発に取り組み、今に至る。現在まで主に事業会社を中心に40の組織、80のチームの支援をしてきた。
「ええと思うなら、やったらよろしいやん」を口癖に、チームや組織が自分たちで”今よりいい感じになっていく”ように支援している。
【発表資料】 「いい感じのチーム」へのジャーニー、チームの状況に合ったいろいろなタイプのスクラムマスターの見つけ方、アジャイルコーチが見てきた組織の壁とその越え方、など多数。
過去の開催レポート
市谷聡啓 著 『組織を芯からアジャイルにする』
組織を変えようと藻掻くすべての人へ
DXの名のもと、変革が求められる時代。
組織がその芯に宿すべきは、「アジャイルである」こと。
本書は、ソフトウェア開発におけるアジャイルのエッセンスを、「組織づくり・組織変革」に適用するための指南書です。
ソフトウェア開発の現場で試行錯誤を繰り返しながら培われてきたアジャイルの本質的価値、すなわち「探索」と「適応」のためのすべを、DX推進部署や情報システム部門の方のみならず、非エンジニア/非IT系の職種の方にもわかりやすく解説しています。
アジャイル推進・DX支援を日本のさまざまな企業で手掛けてきた著者による、〈組織アジャイル〉の実践知が詰まった一冊です。