エナジャイル特設ページ

Enagile(エナジャイル)は、大組織のデジタル変革に数多く携わっている私たち株式会社レッドジャーニーがお送りする「アジャイルから始める」組織改革のスタイルです。伝統的・大規模組織ならではの課題に対応しながら、メンター(伴走者)としてアジャイルの浸透を手助けし、組織変革の足場づくりを共に進めます。

「アジャイルから始める」組織改革のスタイル

組織改革の鍵を握るのは個々人の行動変容

DX(Digital Transformation)をはじめとする組織変革は単なる設備投資や人材の獲得だけで実現することはできません。ビジネスとデジタル技術が限りなく融合していくこの時代においては、組織がデジタルプロダクトをつくり、運用していく態度そのものがビジネスのあり方に直結します。
変革を成し遂げるために必要なのは、組織を構成する人ひとりひとりの行動・態度の変容なのです。

デジタル時代のビジネスを捉えるために。「アジャイル」というあり方

では、私たちは何をよりどころに行動を変えるべきなのでしょうか。私たちレッドジャーニーはその鍵こそが「アジャイル」であると考えています。

経済産業省の「DXレポート2」には「変化対応力の高いITシステムを構築するために」「アジャイルな開発体制を社内に構築」すべきとの記述があります。今日、アジャイルはシステム開発のみならず、DXのような不確実性が高い課題に対して有効な仮説検証をおこなうための思考のフレームワークとして、大きな注目を集めているのです。

政府も挑戦しているアジャイルの導入

これまでアジャイル開発はスタートアップをはじめとする小規模組織のための手法と思われてきました。しかしいまや、政府の情報システム開発においてもアジャイル導入の試みが始まっています。

社会の高度なデジタル化の中で、刻々変わりゆくユーザーニーズに俊敏に対応するためのシステム = 組織づくりのあり方が、組織規模の大小を問わずに必要不可欠となってきている証左と言えるでしょう。2021年3月、内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室において、官公庁初の「アジャイル開発実践ガイドブック」の初版が発行されました。

アジャイルを導入する際の困難

ところが、いざアジャイルを導入しようとすると、多くの組織がこのような失敗をしています。
大きな組織・伝統的な組織がアジャイルを導入しようとするときに立ちはだかる3つの壁と言っていいでしょう。

はじめられない

伝統的組織は大きなプロジェクトを遂行するために、重厚長大な計画を立てて、見通しをつけてから臨もうとする傾向があります。しかしながら、アジャイルの導入とこれに連なるDXの推進という大仕事に、実施前から道筋をつけることは困難です
その結果組織的なモチベーションが上がらないままに計画倒れとなるケースが見られます。

広められない

大きな計画を立てて改革に着手することができたとしても、変革には必ず大小の問題が生じてきます。一度立てた計画を固く守ろうとすればするほど、組織のひずみは大きくなり、変革を前に進める力が弱まっていきます。
アジャイル開発と同様、アジャイルの浸透とこれにともなう組織変革は漸進的に進められ、計画や方針を柔軟に修正することありきで進めることが要求されます

正解がわからない

参考書やアジャイルの現場経験がないコンサルの助言があったとしても、アジャイルの未経験者だけでは、実践時の間違いやその兆候を予見することはできません。またアジャイル的手法が適したプロジェクト・適していないプロジェクトの区別がつきにくいことも問題です。
アジャイル導入のためには、アジャイルの経験を積んだ伴走者が必要です。

小さな「型」から、大きな改革をはじめよう。

では、どのようにしてアジャイルを導入し組織改革を進めていくべきなのでしょうか。

アジャイルな組織運営をスタートする前に、最初から何もかもを計画することはできません。エナジャイルでは「重厚長大な計画とその確実な遂行」という考えを捨て、最低限の計画・最低限の人員から小さな型を作ることに集中します。小さな型に基づく実践を繰り返しながら計画の解像度と規模を上げていきましょう。

あなたの組織のためのアジャイルガイドの作成とアップデート

アジャイルCoEの結成と運営

伴走者(メンター)によるバックアップ

■より詳しくお知りになりたい方は、こちらをご覧ください。

アジャイル組織のはじめ方
学びと実践のスパイラル
エナジャイル特設ページ

オンラインイベントのご案内

[対談] 伝統的な組織のあり方を変える 〜組織をアジャイルにするアプローチ〜

〔日時〕12月16日(木) 20:00~21:00
〔形式〕オンライン(Zoom) ※お申込み確定後にURLをお知らせします。
〔参加費〕無料
〔お申込み〕こちらよりお申し込みください。

内容

  1. [対談テーマ1] 伝統的な組織で、新たなあり方にどう対処するか
  2. [対談テーマ2] 何のためのアジャイルなのか
  3. [対談テーマ3] アジャイルで組織変革のはじめ方・回し方
  4. 質疑応答

本イベントではEnagileの紹介だけでなく、対談を通じて組織をアジャイルにする方法論や、組織のあり方を、登壇者3名の組織変革の経験を存分にお伝えする予定です。

また、質疑応答の時間も設けております。みなさまの組織が、現在どのような壁に直面しているのか、経営から現場まで組織内での役割を問わず、お話ししたいと考えていますので、ぜひ当日質問をお寄せください。問題を先送りしている時間はありません。ぜひ一緒に考えましょう。

こんな方におすすめ

  • 伝統的な組織運営でアジャイルを組織に広めたい経営層・現場の担当者
  • DXを推進したい組織の経営層・現場の担当者
  • DXやアジャイルを推進する組織を立ち上げようとしている・立ち上げた人
  • DXやアジャイルに取り組み中だが、うまくいっていない経営層・管理職層

お申し込みについての注意点

  • お申し込みは当選制といたします。
  • お申込み後、12月13日(月)頃に当選者の方へご連絡します。
  • こちらのご連絡をもってお申し込み確定となりますのでご注意ください。
イベントの詳細とお申し込みはこちらをご覧ください。

ともに考え、ともにつくり、そしてともに越える。

わたしたち株式会社レッドジャーニーは、組織変革から新規事業・プロダクトの立ち上げに伴走し、ともに実践する組織体です。2017年の設立から、100を超えるプロジェクトを手がけ、DXをはじめとする組織変革の推進・新規事業の開発に関わってきました。

わたしたちは事業の積み重ねを通じて、社会における分断・組織内における分断・そして人々の暮らしの中に潜む分断をつないでいくことをミッションとして活動しています。