このたび、DXにおける変革を推進し続けることのできる人材とチームを育成するためのスターターセット「DX人材育成インセプションプログラム」をリリースしました。組織の問題点を整理し、各メンバーの育成サイクル及び成長サイクルをチームの成長や醸成につなげていくための体系的なプログラムを提供します。
■ 詳しくはこちらのプレスリリースをご覧ください。
■ 概要
企業におけるDXの目的は以下の3つに集約することができると、私たちレッドジャーニーは考えます。
- 顧客視点の獲得
- 市場変化への迅速な対応能力の獲得
- 新規デジタルビジネスの創出
そして、これらの目的を達成するためには以下のようなスキルを持った人材が必要不可欠です。こうしたスキルを持った人材をXE(トランスフォーメーション・エンジニア)と呼んでいます。
- 自社業務に合う技術を選ぶことができる
- 自社の組織文化に合うあり方を探索し、変革を推進し続けることができる
DXを推進するためのカギはまぎれもなく「人」にありますが、外部からの採用は競争が激化しています。また、新たに雇い入れたエンジニアや、外から連れてきたITの専門家では、組織文化や業務プロセスを深く理解するために長い期間が必要です。
DXプロジェクトに必要なのは、ITシステムをつくりあげることよりも、組織に合わせた形でITを活用するスキルです。すでに自社の業務プロセスに精通し、組織文化を深く理解している既存の社員が、DXプロジェクトを成功に導くことに一番近い場所にいるのです。では、どのようにしてDX人材であるXEを育成していけばいいのでしょうか。
「DX人材育成インセプションプログラム」はXEジャーニーのXE育成支援のスターターセットです。組織の問題点を整理し、人材の育成サイクルや成長サイクルをチームの醸成と成長につなげていくための第一歩として有効です。
現状の可視化や育成計画の立案はデータドリブンで行うため再現性が高く、組織のナレッジとして蓄積されます。一方、DXにフィットするチームカルチャーの醸成や分断を解消するための関係構築などには対話のアプローチを用います。これまでの豊富なDX支援の経験に基づき、多様なアプローチでDXに必要な人材・チームを育成します。
以下のようなご要望にお応えするプログラムです。
- DXの変革を推進し続ける人材を育てたい
- DXが当たり前の組織を目指したい
- 組織にDX文化をスケールしたい
〔DX人材育成インセプションプログラムの流れ〕
- XECriteria ※ 診断
- チーム状況の判明と分析
- メンバー育成方針を決定
- 共通研修実施
- ピアコーチング
※XE Criteria は、レッドジャーニーが策定している、事業会社におけるDXを推進する人材・チームを育成するための体系化されたガイドラインです。「DX推進指標(経済産業省)」および「DX Criteria(日本CTO協会)」を参考に、私たちの知見を加えて整備しました。その狙いは、経営人材からミドルマネージャー、現場でのプロジェクト推進者、ひとりひとりのメンバーまで、共通の言語を獲得し、事業戦略と現場活動の一致を高めるところにあります。
XE Criteria を用いてご提供するXE育成支援「XE ジャーニー」もご用意しています。
本プログラムについて詳しくはこちらの特設ページをご覧ください。