このたび、DXに必要な環境がすべて揃ったバーチャルDX環境「REDラボ」をリリースしました。自組織を離れた環境でDXに必要な知識を習得しながら、DXを進めるためのプロダクト開発に取り組むことができる「ラボ型プロダクト開発サービス」を提供します。また、本サービスについての概要説明会を4月26日にオンラインにて開催します。

■詳しくはこちらのプレスリリースをご覧ください。

〔概要〕

■「設備・人材のデジタル化 = DX」ではない

DXは、単にデジタル化に対応した設備やインフラ・人材を得ることで達成できるものではなく、根本的・多角的な組織変革を伴う継続的な取り組みです。
DXの実践がすべての組織にとって喫緊の課題である一方で、「取り組みを具体化できない」「継続できない」「成果が見えない」、「実践すれども効果が感じられない」というジレンマに多くの組織が悩まされるのは、DXを単なる「レガシーシステムの刷新」と捉えてしまったことによるものです。
では、本来のDXを実現するためにはどんなことが必要でしょうか。

■「本来のDX」を進めるために必要なものとは

私たちレッドジャーニーは、多くの組織・プロジェクトのDX推進支援の経験から、本来のDXを進めるために以下のような変革が必要だと感じています。

  • 意思決定プロセスを変えること
  • サービス開発プロセスを変えること
  • 技術開発環境を変えること
  • チームを変えること
  • ツールを変えること

これらの変革を通して、市場へ価値を提供し続けられる組織になっていくことが重要です。

■DXの本丸はプロダクトにある

私たちは、DXとは具体的な事業の姿、すなわちプロダクトを組織の中心に据え、その開発とカイゼンの繰り返しの中で達成されるものと考えています。
組織の方針やDXへの意気込みを詰め込んだ「DX戦略」を描くことに終始するのではなく、一刻も早く、変革のための具体的なアクションに乗り出さなくてはなりません。プロダクトの開発とカイゼンを繰り返しながら、新たな顧客体験を創り出し、同時に組織の中にいる自分たち自身の在り方や意識をも塗り替えるのです。

しかし、組織の中にいながらひとつひとつの改革を成し遂げ、プロダクトを具体的な形にするのは、遠い道のりのように感じられることと思います。「はじめの一歩がなかなか踏み出せない」「何から始めたら良いのか分からない」「仲間が見つからない」などの理由で立ちすくんでしまう方も多くいることでしょう。
そこで、私たちレッドジャーニーは、数多くのDXの現場に携わった経験から「ひとりからのDX、はじめの一歩」を安全に踏み出せる環境としてラボ型プロダクト開発サービス「REDラボ」をつくることにしました。

■「ラボ」からはじめる実践的DX環境

「REDラボ」とは、上であげた5つの変革を伴うプロダクト開発を、組織の外の環境で行うことができる「バーチャルDX環境」です。必要なものはすべて揃っています。
意思決定からサービス開発のプロセスを仮説検証型アジャイル開発で支え、事業アイデアの価値を探索しながら開発を進めます。
また、仮説検証による価値探索からアジャイル開発でのMVP(最低限の機能を持ったプロダクト)開発までの流れを、経験豊富なメンターチームが伴走することで、必要な知識を習得しながらプロダクト制作に取り組むことができます。

技術開発環境の検討やツール選定、プロダクト制作を実践するチームづくりについても同様に、メンターチームが伴走し、最適なかたちを目指します。
REDラボで得た成果物をそのまま組織に還元することで、効果的なDXの推進を行うことができます。

REDラボでおこなう取り組みは、おもに5つのフェイズに分かれています。

  1. 導入プログラム
  2. アイディエーションプログラム
  3. 価値探索
  4. MVP開発
  5. 組織内でのDX実践

本サービスは、ただ学ぶだけのプログラムではなく、現実的な組織の課題に取り組み、実際に市場に投入できるプロダクトを作るまでの過程を実践するものです。
そのため、組織の状態に合わせて、これら5つのプロセスをカスタマイズしてご提供いたします。

■REDラボについては是非こちらの特設ページをご覧ください。

■本プログラムについての概要説明会を開催します。

プロダクトづくりに必要なものがそろったバーチャルDX環境「REDラボ」
〜学びと実践のラボ型プロダクト開発をはじめませんか〜

〔内容〕

  1. [説明会] REDラボの紹介(レッドジャーニー市谷)
  2. [相談会] REDラボでの取り組みやカスタマイズなどの相談やQ&A

ラボ型プロダクト開発サービス「REDラボ」の目的メリット進め方をご説明します。
相談会の時間では、各社の課題や状況に合わせた取り組み方やカスタマイズなどに関して、どう実施していくべきかをご回答いたします。この機会にぜひご相談ください。