■アトミックチームデザイン・ワークについて

アトミックチームデザイン・ワークは、チームメンバーそれぞれが、働き・生きる上での「大事」を理解しあい、個々の違いつながりの確認を通じて、組織個人、相互のコミットのあり方を発見するためのワークショップです。このワークショップは、わたしたちレッドジャーニーが実践している、社内外のメンバーとの連携のよりよいあり方を模索する中で生まれました。

このワークショップでは、メンバー個人が生きる・働く上で大事にしていることを掘り下げ、言語化したものを「アトム」(原子)と呼びます。
すべての組織体が原子(アトム)から成り立つように、チーム・組織のあり方メンバーの価値観と相互に影響しあうものだと、わたしたちは考えています

メンバーの誰もが自分の想いをチームに反映させることができ、それによってチームがより柔軟で強く魅力的な場になっていく。わたしたちはそんなチームが少しでも増えることを願っています。

■アトミックチームデザイン・ワークの活用法と特徴

・メンバーの個性を活かした組織活性化の第一歩として活用できます。
・個人と組織が壁を超えて相互に成長するためにも有効です。
・ワークの過程は可視的に記録されます。
・定期的に行うことで組織・個人双方の変化と成長を振り返れます。
リモートでのワークショップも可能です(オンラインで開催できます)。

■イベントのご案内

2021年1月13日(水)19:00より、メンバー個人にフォーカスした組織づくりのイベントを開催します。本イベントのなかで、アトミックチームデザイン・ワークのビジョンやコンセプトの発表をいたします。ぜひ、ご参加ください。

お申し込みや詳細は、こちらのページをご覧ください。

■詳細について

ワークショップの流れの実例など、アトミックチームデザイン・ワークについての詳細は、こちらのページをご覧ください。

■Miroを使ったオンライン・ワークショップの例


個人で書き出し吟味したアトムを共有します。「自分の大事」を言葉として発し、客観的気づきを得るほか、他者の「大事」を知り、自分がもたない価値観を知ることをねらいとします。

メンバーそれぞれのアトムの違いとつながりを見つけ、その理解を通して自分の「大事」についての考えを深めます。また、「大事」を起点に組織をどう活用できるか(相乗効果がでるか)を発想します。

自分の「大事」を改めて言語化し、最後に発表し共有します。ワークショップを通じての変化と、変わらないことを認識できます。

■新しいチームにも長く活動しているチームにも

アトミックチームデザイン・ワークは、新しくつくるチームや組織はもちろんのこと、すでに長く活動している組織にも適しています。わたしたちレッドジャーニーが、導入のお手伝いから当日のファシリテーションまでしっかりとサポートいたします。
さあ、今こそチームを強めるとき。あなたの、メンバーそれぞれの「核」を、さらなる組織の力に変えましょう。
お問い合わせをお待ちしております。

■監修

草野こうき
研究テーマやサービスコンセプトの構想において、リサーチ結果や議論結果を構造的に整理して洞察を見出すことが得意。人間中心デザインの研究からキャリアをスタートし、研究成果を活かしたデザイン・コンサルティング業務を経て、現在ではUXリサーチャーとして活動している。学術と実践の両輪で活動しながら、使い手にも作り手にとっても良いサービスデザインを目指して越境し続けている。xAKERU DESIGN 代表、慶應大学大学院システムデザイン・マネジメント(SDM)研究科特任講師、Ph.D.(SDM学)。

市谷聡啓
サービスや事業についてのアイデア段階の構想から、コンセプトを練り上げていく仮説検証とアジャイル開発の運営について経験が厚い。プログラマーからキャリアをスタートし、SIerでのプロジェクトマネジメント、大規模インターネットサービスのプロデューサー、アジャイル開発の実践を経て、自らの会社を立ち上げる。それぞれの局面から得られた実践知で、ソフトウェアの共創に辿り着くべく越境し続けている。訳書に「リーン開発の現場」、著者に「カイゼン・ジャーニー」「正しいものを正しくつくる」がある。