- ターゲット
- 大企業 国・自治体 地方アトツギ
- 提供サービス
- コンサルティング・メンタリング 事業開発支援 プロダクト開発支援 研修・ワークショップ 段階的かつ複合的
新規事業立ち上げ・プロダクトづくりの責任者として
アジャイル型仮説検証の基本を学ぶワークショップ
仮説検証をアジャイル開発のように進める「アジャイル型仮説検証」
「アジャイル型仮説検証」とは
外部環境が大きく変動し、人々のニーズや嗜好、顧客との接点の持ち方(出会い方)などが多様化する現代において、あらゆる組織にとって、新規事業の立ち上げや、既存事業の中での新たな取り組みといった、顧客価値の変革がますます重要になっています。また、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進が最優先課題となっている企業も多いでしょう。
これらの過程では、顧客へ提供する価値の変革をもたらすプロダクトづくりがキーポイントとなります。では、そのつくるべきものはどのようにして見定めていけば良いのでしょうか?
新規事業で解決する課題を定義することも大事です。また、ビジネスモデルとして成り立っている必要もあります。さらには、ソリューションに固執することなく、事業の新たな切り口を探索し続けることも重要になるのです。
また、「顧客にとっての価値とは何か?」を捉えるためには、顧客についてのインサイトを深く知る必要があるでしょう。
これらを仮説立て、検証を繰り返すことで、確度の高いソリューションを見出していくことが、つくるべきものを探究するすべと言えます。仮説を立案し、検証計画にもとづく検証を実施、そこから得た学びを活かし仮説をアップデートを繰り返す流れは、まさにアジャイル開発の考え方です。私たちはこれを、アジャイル型仮説検証と名付けました。仮説検証型アジャイル開発の前段に位置する重要なステップです。
事業作りから、開発するべきものを整える方法を7週間で学ぶ
このプログラムが必要な理由
このような価値探索の取り組みのための、アジャイル型仮説検証のケイパビリティが、現場では必要となってきます。
新規事業開発や新たな価値を作る行為は、探索的であるがゆえに、時には失敗もつきものです。そのため、いきなり組織の重要課題を取り扱うことは大変難易度が高くハイリスクです。だからこそ、実践に入る前に、仮説検証のスキルを習得するべきです。
実践的なスキルの習得が可能
当プログラムでは、個社ごとの文脈に即したテーマに沿って仮想の新規事業創出プロジェクトを立ち上げます。その中で、探索的な活動を繰り返すことで、仮説検証の考え方や実践的なスキルを習得できます。
また、チームで仮説を立てて考え抜くことで、ポイントベース(事前につくるものを決めた一点突破型の進め方)ではなくセットベース(選択肢を広げて検証結果から絞っていく進め方)での取り組み方も身につきます。
アジャイル開発を開始するために必要な前フェーズとして、つくるべきものを見つけ、開発へつなげるまでを学ぶプログラムです。
アイディエーションから、ビジネスモデル設計から、など、プログラム開始時のプロセスに関するカスタマイズも対応いたします。
ワークショップの特徴
- 基本全5回 7週間(個別にカスタマイズ)
- 複数チームに分かれ、擬似的テーマでアジャイル型仮説検証を試行
- 経験豊富なメンターによる個別のレクチャー、フォロー
- 300ページ超えのテキスト支給
- 受講後、実践すべきプロジェクトやテーマへの助言
- 希望者には本番プロジェクトでの伴走を実践
対象者
- 事業会社(ユーザー企業)の新規事業立ち上げ部署の人
- 正しくつくるための「正しいもの」を見つけたい人
- DXやアジャイル開発を社内で推進したい人
- アジャイル開発のPOとして必要なことを学びたい人
- デジタル化に向けアジャイル型内製化チームを立ち上げなくてはならない担当の方
ワークショップの構成
※個別にカスタマイズしてご提供します
加えて、必要に応じて仮説を立てる前段にアイディエーションやビジネス設計のワークショップを取り入れることも可能です。
第1回(1週目)「仮説検証型アジャイル開発の全体像」
- アジャイルに関する共通言語(基本的な知識)を得る
- アジャイル型仮説検証が仮説検証型アジャイル開発にどう接続するかを学ぶ
第2回(2週目)「仮説立案」
- 目的をもって、何を作るべきかを決めるすべを学ぶ
- 仮説を立てる(仮説キャンバス)
- 仮説をもとにユーザー行動フローを作る
- ユーザー行動フローを描いて仮説を深ぼる
第3回(3週目)「インタビューの準備」
- 検証計画の作成
- インタビュースクリプトの作成
- インタビューの模擬練習をすることで実践力を身につける
第3回〜4回(4〜5週の間 )「インタビュー実施」※メンターによる伴走支援で実施
- 課題仮説検証のためのインタビュー
- 機能仮説検証のためのインタビュー
第4回(6週目)「検証結果の評価と仮説のアップデート」
- インタビュー結果の分析
- 仮説キャンバスとユーザー行動フローのアップデート
第5回(7週目)「作るべきものの特定」
- MVPの特定とプロダクトバックログ作り
- インセプションデッキを用いた開発チームとのコミュニケーション
研修スライド抜粋
“「仮説検証型アジャイル開発」修練7週間プログラム” との違い
目的
このプログラムでは、「仮説検証型アジャイル開発」修練7週間プログラム」よりも、PO(プロダクトオーナー)や事業開発担当者が、次のような知識・スキルをつけることを重点を置いています。
- 仮説検証型アジャイル開発の前段に位置する「アジャイル型仮説検証」の基本的な知識を獲得する
〜 なぜ「アジャイル型仮説検証」や「仮説検証型アジャイル開発」が必要かを学ぶ - 仮説検証の流れを実際に体験する
〜「仮説を立て、検証する」ためのやり方を実践を通して学ぶ - アジャイル開発にどう繋げていくかを学ぶ
対象者
「仮説検証型アジャイル開発」修練7週間プログラムの対象者であるDXやアジャイル開発を推進したい人のうち、特に以下のような方を対象としています。
- プロダクトを成長させ続ける戦略づくりのスキルを身につけたい
- プロダクトを中心とした意思決定が当たり前の組織を目指したい
- DXの変革を推進し続ける人材を育てたい
- 組織にDX文化をスケールしたい
組織が急成長しDXプロジェクトの推進力を得られる実践型プログラムはこちら